第43回断層映像研究会

 

 

konica

 

プログラム

10月24日(金)


11:00〜     受付開始(新宿野村ビル48F)

11:30〜12:15 世話人会(ボード ルーム)

12:20〜12:25 開会の辞・会長挨拶(コンファレンス ルーム B+C)

12:25〜12:55 総会 (コンファレンス ルーム B+C)


講演 (コンファレンス ルーム B+C)

13:00〜13:55 小児:
座長 ❖ 元東邦大学医学部 放射線医学第2講座 教授 甲田 英一

「小児神経画像診断、最近の話題」55分
  神奈川県立こども医療センター 放射線科 相田 典子


14:00〜14:50 中枢神経系:
座長 ❖ 日本大学医学部 放射線医学系 主任教授 阿部 修

「脳腫瘍の画像診断」30分
  日本大学医学部 脳神経外科学系 神経外科学分野 教授 吉野 篤緒
  日本大学医学部 医学部長 片山 容一

「神経膠腫と画像上鑑別が問題となる脳病変」20分
  日本大学医学部 放射線医学系 山田
 晴耕

 

15:00〜15:30 胸部:
座長 ❖ 埼玉医科大学 総合医療センター 教授 本田 憲業

「非放射線キセノンガス1回吸入と2重エネルギー撮影によるCT換気図と臨床応用」30分
  埼玉医科大学総合医療センター放射線科、*呼吸器外科、**呼吸器内科
   本田 憲業、柳田 ひさみ、中山 光男*、教山 紘之**、植松 和嗣**

 

15:35〜16:25 心臓:
座長 ❖ 日本大学医学部 内科学系 循環器内科学分野 教授 長尾 建

「低侵襲的画像診断が有用であった小児心疾患の経験」30分
  日本大学医学部 医学教育企画・推進室 神山 浩

「核医学画像」20分  
  日本大学医学部 内科学系 循環器学分野 松本 直也
 

16:30〜17:25 乳房:
座長 ❖ 日本大学医学部 外科学系 乳腺内分泌外科学分野 教授 天野 定雄

「乳房の画像」60分 
  日本大学医学部 外科学系 乳腺内分泌外科学分野 教授 天野 定雄
 


17:30〜19:00
情報交換会 (オーキッド倶楽部)

司会進行:
  日本大学医学部 総合研究所 医学研究支援部門 RI/環境保全系 科長 佐貫 榮一

開会の辞:
  第43回 断層映像研究会 director 日本大学医学部 放射線医学系 主任教授 阿部 修
 
大会長紹介:前会は第42回から決定している第46回大会長まで
  断層映像研究会 編集委員長:埼玉医科大学 総合医療センター 教授 本田 憲業

歴代会長

17:40 乾杯:町田 喜久雄

町田先生

19:00 中締めの辞:藤井 恭一 
 
 


10月24日(金)10月25日(土) 


9:00〜 受付開始(新宿野村ビル48F)


講演 (コンファレンス ルーム B+C)

9:00〜9:45 頭頸部:
座長 ❖ 日本大学医学部 耳鼻咽喉・頭頸部外科学系 古阪 徹

「涙道画像」30分
  日本大学医学部 視覚科学系 眼科学分野 准教授 加島 陽二
 
「ビスホネート製剤による顎骨壊死」15分 
   日本大学医学部 耳鼻咽喉・頭頸部外科学系 歯科口腔外科学分野 小池 文彦
 

9:50〜10:35 コーンビームCT:CBCT
座長 ❖ 日本大学歯学部 歯科放射線学講座 教授 本田 和也

「CBCT 開発の経緯」5分 
  日本大学歯学部 特任教授 新井 嘉則

「医科領域におけるCBCTの活用」40分
  福島県立医科大学会津医療センター 耳鼻咽喉科学講座 教授 小川 洋


10:40〜11:20 高齢社会における画像:
座長 ❖ 日本大学医学部 整形外科 教授 德橋 泰明

「ロコモティブシンドロームの画像診断」40分 
  日本大学 医学部 整形外科 教授 德橋 泰明


11:20〜11:30 フロアーディスカッション
 


ランチョンセミナー(コンファレンス ルーム B+C)

11:30〜12:30 肝癌のCT画像診断と形態分類
座長 ❖ 東京慈恵会医科大学 放射線医学講座 教授 福田 国彦

「肝癌の輪郭像と予後因子」45分
  日本大学医学部 消化器外科 中山 壽之
 


12:30〜12:40 フロアーディスカッション

12:40〜13:30 放射線療法における画像
座長 ❖ 埼玉医科大学 総合医療センター 放射線腫瘍科 教授 髙橋 健夫

「放射線腫瘍学の立場から」25分
  埼玉医科大学 総合医療センター 放射線腫瘍科 教授 髙橋 健夫

「放射線治療計画と効果判定における画像の有用性25分
  奈良県立医科大学 放射線治療・核医学科 教授 長谷川 正俊


13:35〜14:25 腹部:
座長 ❖ 日本大学医学部 放射線医学系 准教授 原留 弘樹

「肝の画像診断」30分 
  日本大学医学部 放射線医学系 准教授 原留 弘樹 
 
「肝腫瘍性病変に対する総合診断としての超音波診断の役割」20分 
   日本大学医学部 内科学系 消化器肝臓内科学分野 准教授 小川 眞広 

14:30〜14:40 此れからの画像:健診・人間ドックにおいて
座長 ❖ 日本大学医学部 総合健診センター 所長 谷 樹昌

「未破裂脳動脈瘤の画像」10分
   日本大学医学部 研究所准教授(板橋病院救命救急センター) 須磨 健  

誌上発表予定
「健診における肺結節影」
「CT colonography」
「BNCTにおけるPET」


14:45〜15:55 核医学において:PET
座長 ❖ 埼玉医科大学 国際医療センター 核医学科診療科長 教授 久慈 一英

「PET検査と精神・神経疾患」20分
  独立行政法人 国立精神・神経医療研究センター
  脳病態統合イメージングセンター 臨床脳画像研究部 今林 悦子

「心臓PET:最近の話題」20分
   東京女子医科大学病院 画像診断核医学科 福島 賢慈

「腫瘍PET トレーサの現状と課題」20分
   埼玉医科大学 国際医療センター 核医学科 山根 登茂彦 
 

16:00〜17:30 死後画像において:
座長 ❖ 千葉県がんセンター、Ai 学会理事長 高野 英行

「市中病院におけるオートプシー・イメージング」30分
  筑波メディカルセンター病院 放射線科 診療科長 塩谷 清司 
 
「独立型第三者 Ai 読影センターの実績と有用症例」30分
  Ai 情報センター 代表理事 山本 正二
 
「世の中から求められる Autopsy imaging 」30分
  千葉県がんセンター、Ai 学会理事長 高野 英行
 
「死後変化画像」 Ai 学会発行本を参照 
 

17:30〜17:40 医用工学からの一言
座長 ❖ 日本大学 医学部 一般教育学系 物理学分野 准教授 糸井 充穂

「医用工学から見た画像診断」10分
   埼玉医科大学 総合医療センター 放射線腫瘍科 准教授 新保 宗史
 


17:40〜17:45 閉会の辞  

ページトップへ戻る↑

 

 

第43回 断層映像研究会 プログラム企画にあたって 

歴史: 

 断層映像研究会は日本医学放射線学会の正式な子学会である。此れが故に、学会とは称せず研究会ではある。しかし43年の間、全国の各施設の長が力を合わせて、先駆けの研究、後輩の育成を実践してきた伝統ある会である。
 当会はCIの魁である断層撮影にいち早く注目し発足された。第一回は、昭和48年2月に福島医大の松川明先生が開催、同年9月25日に第1巻 第1号が発行、この創刊の辞は、名古屋大学教授 高橋信次先生(体軸横断撮影法を開発)並びに福島県立医科大学教授 松川明先生である。今を以ってして「東の松川、 西の高橋」と謳われる所以である。 
 私事であるが学生時代からTRCなどに潜り混んでは読影バトルに聞き入っていた。入局して薄層多層断層は0.5mm厚ごとの画像を得て、主従する榊原聰彦先生の紹介で松川明先生に会えた。何に使うの?此れを初めに松川先生は矢継ぎ早に質問された。リンパ管造影で癌の転移に、放射線治療に、治療効果判定を-----。深部は?回転撮影はクローバー型軌道が可能な装置を導入予定、-----またコンピュ―タで画像処理すれば---。松川先生の最後の一言は「残る問題は被曝線量だね」
 最近話題化したCTの被曝、今以って忘れ得ぬ断層映像研究会との係わりの初めでもあった。定年に大会長を仰せつかるに当たって考え深いものがある。

開催日時・場所について:

 長年の間、企画・運営されてきた秋は10月の金曜日の昼から土曜日とした。これは多忙のなか遠方から集まりやすく、一泊で済み、閉会後の日曜日を有意義に過ごせるようにとの主旨からである。
 場所は、日本大学関連施設である本部・医学部記念講堂などが予約できず、ホテル等は上記の日時がとれなかった。本会場は学会開催用の設備なく、講演される先生方はじめ皆々様方には大変な失礼を申し訳なくお詫び申し上げます。

プログラム構成の主旨:

 構成は、ここ数年来の各部位ごとのセッション「中枢神経系」・「頭頸部」・「胸部」・「心臓」・「乳房」・「腹部」・「骨」・「核医学」を継続しつつ、当会のテーマは「診断から治療」に関して各学系からの講演をお願いした。
 此れからの画像診断は、各部位セッションに加えて、高齢化は「高齢社会における画像」、健康増進は「健診・人間ドックにおいて」そして「Ai」、締めに「医用工学からの一言」を企画した。 
 なお、死因として多い悪性腫瘍・循環器系の画像診断、患者さんに優しい診療はこの代表的モダリティであるCIの発展、予防医学・読影支援などは、「CBCT」、「ランチョンセミナー」、「PET」などにも網羅して頂きました。

 

後書

閉会に際して:

 当会の発表は高く評価され此れのみでも日本医学放射線学会の発表に準ずるものであります。投稿も同様にして余りあります。
 また編集委員長の署名にて、現時点においては二重投稿になっていません。是非とも早めに投稿して頂くことをお願いして閉会の辞といたします。

謝辞

 最後に当プログラム企画にあたり、演者たる力を身に着けた医局員、同時に此れを短時間で指導された阿部修先生ならびに原留弘樹先生に深謝します。 
 末尾ながら、各委員会・寄付・広告・労務提供・協力機関など裏方に徹しながら大いなるご尽力を頂きました方々に心から御礼を申し上げます。



ページトップへ戻る↑