10月21日(金)、22日(土)の両日、岡山国際交流センターにて第45回断層映像研究会を開催させていただきました。一時小雨模様とはなりましたが、爽やかな秋空の下、180名もの参加者に恵まれました。テーマは「この機会(チャンス)を逃すな、一流に学ぶ画像診断」で、フィルムインタープリテーション、ランチョン/イブニングセミナーを含む17の教育講演が行われ、大変充実した内容となりました。
会期中の10月21日(金)午後2時過ぎに鳥取県中部地方を震源とする地震があり、岡山市内の会場も震度4の揺れを感じました。しかし、特に混乱することなく、粛々と会を進行することができました。新幹線が一時停止いたしましたが、幸い講演してくださる先生方も予定時間までに会場に到着してくださり、予定プログラムはつつがなく行うことができました。予期せぬ出来事でしたが、結果としては特に不都合なく、会を主催するものとしては、本当にほっといたしました。
参加いただいた先生方からは、内容について、大変高い評価をいただき、皆様満足してくださったようです。教室の郷原教授(岡山大学病院医療情報部)を中心に、良いプログラムと会場環境を心掛けてきただけに、とてもうれしく思っております。
素晴らしいご講演いただきました各先生方には心から感謝申し上げます。研究会が日本医学放射線学会傘下の会である性格上、ご講演いただいてもそれは日本医学放射線学会会員としての活動であり、お礼を差し上げることもできず申し訳なく思っております。特に遠隔地からお越しいただいた先生には本当に感謝あるのみです。また、座長は中国四国地方会の教授の先生方にお願いいたしましたが、ご多忙のにもかかわらず皆様快くお引き受けいただきました。ありがとうございました。共催、ご後援いただきました企業の皆様にも心から感謝申し上げます。
伝統ある本研究会の今後の方向性については、さらなる検討が必要かと思いますが、各回の担当大学が、ある程度自由に内容や企画を設定できるのもある意味では魅力に思えます。次回担当の琉球大学の村山教授、次々回担当の札幌医科大学の畠中教授には、ぜひご自由に、そして創意ある研究会の開催を期待し、会のますますの繁栄をお祈り申し上げます。